ケヤキは何も関東だけに分布している木ではないのだけれど、関東の人々にとっては関東を象徴する木の1つとして捉えられていると思われる。
例えば県が指定している「県の木」は埼玉ではケヤキ、群馬ではクロマツだが、群馬に住む人にとってもクロマツに劣らずというかクロマツ以上に馴染み深いはずだ。 東京でもいわゆる武蔵野を代表する木だし、街路樹としてもよく見かける。
そして、あちこちに印象に残るケヤキがあり、季節ごとにそれぞれに趣きのある姿で目を楽しませてくれる。
これは群馬県渋川市(旧赤城村)にある、そうしたケヤキ。
間もなく、だんだんに葉が色づいていくだろう。